体調不良のため救急車で搬送された藤田さいき(39=JBS)が、涙を流した。検査後に会場に戻り、取材に応じた。

先週から発熱し、2日目には39度の高熱を出していた。最終日は申ジエ(韓国)と山城奈々(イチケン)とラウンド。プレーの合間には、せきこむ姿も見られた。「同伴競技者の方…ジエちゃん、奈々ちゃんに本当に迷惑をかけた。申し訳ない気持ちでいっぱい」と頭を下げた。

申とのプレーオフに敗れ、優勝を逃した。ホールアウト後、関係者に背負われ、涙を流しながら会場をあとにしていた。病院で検査を行い、新型コロナウイルスやインフルエンザについては陰性。この日は熱中症も発症していたいい「かなり無理をしていた。プレーオフ後は若干記憶がない」と明かした。

取材の終盤には、タオルで目元をぬぐい、言葉をつまらせた。握手などで申をたたえていたが「もっとちゃんと祝福したかった。最後こんな結果になってしまって、申し訳ない」と悔やんだ。【飯岡大暉】