日本の最強コンビが、逆転優勝へ3打差7位で最終日に臨むことになった。
竹田麗央(22=ヤマエグループHD)、山下美夢有(23=花王)組が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算10アンダーの200。14位から日本勢トップの7位に浮上した。
2人1組のツアー唯一のチーム戦は、第1、3ラウンドが1つのボールを交互に打つフォアサム方式。
出だし2番パー4で竹田が約6メートルのバーディーパットを決めれば、3番パー5では山下の第3打がピン約20センチにつける最高のアプローチで連続バーディー。
互いの長所がかみ合い、後半も13番から3連続バーディー。14、15番では4メートルほどのバーディーパットを、竹田、山下がともに決めて逆転優勝への雰囲気をつくった。
竹田は「途中(6、7番で)ボギーがきたが、13番は美夢有さんがバーディーチャンスにつけてくださって、そこから流れも変わった。大きいバーディーだった」と言えば、2学年上の山下も「前半はミスしてしまったり、いい流れではなかったが、後半立て直していい流れで回れた。しっかり3つ取ることができてよかった」と喜んだ。
日本の年間女王を山下が22、23年の2年連続で、竹田は24年に獲得。ともに今季から主戦場を米国に移し、竹田は既にツアー通算2勝目を挙げ、山下も前週の全米女子プロ選手権で6位に入った。
新人賞「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」争いでも現在、竹田が1位、山下が2位につけ、最強の名にふさわしい2人。今大会はチーム名に、お互いの名字から1文字ずつ取って「山田」で登録した。
最終日は第2ラウンドと同様、ホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボールで行われる。山下は「私自身もしっかり頑張って、いい結果で終わりたい」と決意し、竹田も「お互いのベストを尽くして。スコアを伸ばせられればいい」と意気込んだ。
19年から始まったこの大会で、過去に日本勢の優勝はない。首位のサラ・シュメルゼル(米国)、アルバン・バレンズエラ(スイス)組を3打差で追うチーム「山田」に期待だ。

