ツアールーキーの岩井明愛(あきえ、23=Honda)が、涙の初勝利を飾った。
2位に2打差をつけて首位から出て、6バーディー、ノーボギーの66で回り、通算24アンダーの264で逃げ切った。出場17試合目でツアー初優勝。優勝賞金約4350万円を手にした。2位に4打差をつける完勝だった。
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双子の姉の初優勝に、岩井千怜(23=Honda)も心から祝福した。明愛の初優勝を告げるバーディーパットが最終18番で決まると、シャンパンシャワーで祝福した。
姉は初優勝、妹は3位。ワンツーフィニッシュこそならなかったが、岩井ツインズ最強を世界にアピールした大会だった。
まだ全結果が出ていないホールアウト後のインタビューで、岩井千は「途中で(自分も)2位にいたのかな。追い上げて、明愛もトップで頑張ってるなという印象で、(最後は)追いつかなかったが、あとは心から応援しておめでとうと言いたい」と喜んでいた。
双子で今季から米ツアーに挑戦。自身は5月のリビエラマヤ・オープンで初優勝を飾り、この日は逆転優勝を目指して、7打差7位からスタート。2イーグル、6バーディー、2ボギーの今季自己ベストとなる64で回り、通算19アンダーの269で3位に入った。
前半5番のイーグルを皮切りに、ここから8ホールで4連続バーディーを含む、スコアを9つも伸ばす異次元の猛チャージ。一時は姉に1打差2位に迫る勢いだった。
「今日はイーグル2つ、1日でなかなか取れないのがゴルフだと思うが、すごくうれしかった。ショットもパットも良かった。ラインも読めていた。今季ベストと聞いて、頑張って良かったと思う。今週は調子があまり良くなかったが、4日間を通して良くなり、今までにない経験だった」と振り返っていた。

