第1ラウンド単独首位から、第2ラウンドで21位に後退し、インコースから出た渋野日向子(26=サントリー)は、3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74と2つ落とし、通算イーブンパー、216でホールアウトした。ホールアウト時点で41位。「ショットのパーオン率が低くて、難しいパーパットが残る場面が多かった。途中までは、何とか耐えていたけど…。すごく残念なラウンドでした」と、鈴かな口調で振り返った。
伸ばしたいパー5の出だし10番は、ティーショットを右ラフに入れると、3オンでピン奥7メートルにつけた。バーディーパットは、距離は合っていたが、わずかにカップ左を通過しタップインパー。続く11番パー4は、フェアウエーからの第2打をピン手前2・5メートルの絶好の位置につけた。上りのパットを決めてバーディーを先行させた。
前日18日の第2ラウンドでダブルボギーをたたいた12番パー4は、苦しみながらもパーセーブした。ティーショットを右、第2打をグリーン左と、立て続けにバンカーに入れながら、第3打を1・5メートルにつけた。パーパットを打つ瞬間に突風が吹く悪条件の中、これを決めきった。
13番パー3は、ティーショットをグリーン右のバンカーに入れながらも、第2打がスーパーショット。ピンにはわずか10センチ届かず、チップインバーディーとはならなかったが、ピタリと寄せて難なくタップインパーとした。
同組の穴井詩、蛭田みな美が次々と伸ばす中、耐える展開が続いていたが、15番パー4でボギーをたたいた。ティーショットを左ラフに入れると、第2打をグリーン手前のバンカーへ。第2打でピン手前2メートルに寄せたが、パーパットはカップ左を通過し、スコアはスタート時点と同じ2アンダーとなった。
第2ラウンドはボギーだったが、伸ばしたいパー5の16番でまたも伸ばせないと、17番パー3で落とし穴が待っていた。ティーショットをグリーン右のバンカーに入れると、第2打はバンカーから出すだけでグリーン手前のラフへ。すると第3打もミスショット。再びグリーンに届かず、カラーで止まった。カラーからパターで打った第4打は、カップに1メートル届かず、何とか第5打を沈めたが痛恨のダブルボギーをたたいた。
折り返しの18番パー4は、第2打をピン奥5メートルにつけたが、下りのパットを強気に打って1・5メートル、オーバーした。何とかパーパットを決めきったが、表情を曇らせて後半のアウトコースに向かった。
後半最初の1番パー5をバーディーとしたが、4、5番で連続ボギーをたたいた。8番パー3で3つ目のバーディーを奪い、アウトコースの後半をイーブンパーで回るのが精いっぱいだった。「なかなか自分らしいゴルフができなかったのは悔しい。でも、最後まで、たくさんのギャラリーさんについてきていただいて、1つでも、いいところを見せられるようにと思ったのが(チャンスにつけた)8番のショットだと思うし、そこでバーディーを取れたのはよかった」。最後まで下降線をたどったままで3日間を終えたわけではなく、最後にバーディーを奪えたことが、ギャラリーにとっても、自身にとっても、前向きになる要素だったようだ。
今後も、さらに2戦連続で国内ツアーに出場することが決まっている。「やるべきことをしっかりとやって、砕けるなら砕ける。でも、やりきらないと後悔しちゃう。頑張りたい」。日米ツアー合わせて6戦ぶりに予選通過できたこと、1日でも長く実戦を経験できたことを収穫ととらえていた。

