ツアー通算5勝の川崎春花(22=村田製作所)が、首位でホールアウトした。インスタートの4組目で出て、1イーグル、4バーディー、2ボギーの68で回り、4アンダー。大半の選手はプレー中ながら、ホールアウト時点で2位に1打差の単独首位となった。
出だしの10番パー4で、いきなりスコアを落としたが「ガッツボギーでした」と、実情はダブルボギーとすることなく、胸をなで下ろしていたという。2オンを逃し、グリーン左のバンカーに入れると、第3打でもグリーンに乗せられずにラフへ。第4打もピンまで3メートルと寄せきれなかったが、何とかパターでねじ込み、精神的にもダメージの大きなダブルボギーを回避した。
14番パー4も落としたが、18番パー5でイーグルを奪って流れを変えた。残り232ヤードの第2打を、ピン手前6メートルに乗せ、上りのイーグルパットを沈めた。スコアをイーブンパーに戻すと、アウトコースの後半はバーディーラッシュとなった。
4番パー5はグリーン手前からのアプローチが2メートルほどオーバーしたが、返しを決めてバーディー。続く5番パー4は8メートルのパットを決めて連続バーディーとした。さらに7番パー5は、残り71ヤードからの第3打を1メートル、8番パー3は、ティーショットを50センチと、立て続けにショットがピンを刺して再び連続バーディーを奪った。
2シーズンぶりの優勝への期待もふくらむ、ホールアウト時点での単独首位に「ビックリしてます」と話し、笑顔を見せた。終盤こそショットがさえたが、全体を通してみると「ショットは全然良くなかったです。パットでなんとかパーを拾って、という感じでした」と、苦笑いで振り返った。もともとは好調を実感して沖縄入りしたが、この日の朝の練習では調子が上がってこなかっただけに「満足しています」と、どちらに転ぶか分からない感覚も覚えながらのスタートだっただけに、終始ホッとした様子だった。
昨年は開幕戦に出場しておらず、2年ぶりの出場となった開幕戦、琉球GCは「難しいですね。グリーンも速くて硬いし。緊張もしました」と、コースそのもの難しさに加え、独特の緊張感を久々に味わいながらも、好スコアでまとめた。通算6勝目も期待されるが「まだまだそこまでは。今年のテーマは安定感」と、この日のようなゴルフを継続できるかどうかを重視していると強調していた。

