国際柔道連盟(IJF)とフランス柔道連盟が11日、グランドスラム東京大会が行われている東京体育館で、東日本大震災で被害に遭った東北地方の柔道家に合計30万ドル(約2340万円)を寄付した。

 岩手、宮城、福島の3県から大会に招待した柔道をする小中学生に、IJFのビゼール会長らが目録を手渡した。全日本柔道連盟の上村春樹会長は「世界の柔道家が力を集めてくれた。ありがたい」と感謝した。