男子ダブルス3回戦に臨んだ松平健太(24=JTB)丹羽孝希(20=明大)組、森薗政崇(20=明大)大島祐哉(21=早大)組が、そろって8強入りを決めた。松平、丹羽組はポルトガルペアを4-2、森薗、大島組はポーランドペアを4-0で破った。

 丹羽は「相手はラリーに強くて、攻めるコースを間違わなければ、もう少し簡単に勝てた」と冷静に話し、勝利の中にも課題を挙げた。

 一方、ともに世界選手権初出場の森薗と大島は、興奮を隠しきれない様子だった。ストレート勝ちを飾った後、森薗は開口一番「ようやく来るところまで来た」と力を込めた。2人は口をそろえて「いろいろな人に見てもらえるし、世界選手権は楽しい」という。次戦の準々決勝は中国ペアとの対戦となるが、大島は「1本のミスが負けにつながるので、1本1本大事に戦いたい」と、挑戦者として臨む決意を口にした。