男子ダブルスの松平健太(24=JTB)丹羽孝希(20=明大)組が、準々決勝で北朝鮮ペアを破り、銅メダル以上を確定させた。

 この種目では前回世界選手権個人戦の13年パリ大会で岸川、水谷組の銅メダルを獲得したのに続き、日本男子2大会連続の表彰台となった。また前日29日の混合ダブルス吉村真晴、石川佳純組に続き、日本勢は今大会2つ目のメダルとなった。

 試合はサーブレシーブで主導権を握り、ラリーを優位に運ぶ理想的な展開だった。終わってみれば4-0のストレート勝ちで、世界大会の個人戦としては、松平も丹羽も初のメダル獲得となった。それでも丹羽は「中国に勝ったわけではなく、ドロー(組み合わせ)に恵まれた部分はある。メダルはうれしいけど、これで満足しているわけにはいかない」と、さらに上を目指している。松平も「メダルは目標だったけど、最終目標はこれ以上のメダル」と、言い切っていた。