フィギュアスケート世界選手権(29日開幕)に初出場する樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)が26日、ヘルシンキに到着した。

 2月の4大陸選手権ではショートプログラム(SP)、フリーともにジャンプミスを連発し、9位で悔し涙を流した。その後、この大会までの約1カ月間「一からやり直す感じだった。1日に必ず1度はノーミスする練習をしてきた」と修正をはかってきた。

 平昌五輪の出場枠がかかる大会。出場3人中、上位2人の順位を合わせ13以内なら最大の3枠が得られる。エース宮原知子(19=関大)が欠場となり、厳しい状況だが「思いきってやりたい」と意気込んだ。