A組1位の日本はB組2位の台湾に敗れ、決勝進出はならなかった。台湾の厳しい守りにシュートが入らず、ミスも連発。第3クオーター(Q)3分過ぎには20点差まで点差を広げられた。第4Qでは一時5点差まで追い上げたが、そこから再び離された。終盤再び4点差まで追い上げたが、最後まで追いつくことはできなかった。日本は、7日の3位決定戦で、B組1位で、準決勝で延長の末韓国に敗れた中国と対戦する。決勝は韓国-台湾の対戦となった。

 日本代表のルカ・パヴィセビッチ・ヘッドコーチ代行は「ものすごく長い試合をしてしまった。選手たちは正確でないプレーをしてしまった。ハードにプレーしてくれたが、集中していない部分があり、それが相手の21オフェンスリバウンド、こちらの12ターンオーバーという形になった。平常心を保ち続けるということを怠った部分もあった」と振り返った。チーム最多20得点を挙げた比江島慎は「最初からソフトに入ってしまった。監督がやりたかったバスケが何一つできかなった。自分たちの自滅で負けてしまった」と悔しそうに話していた。