第14シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)が第10シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)を7-5、6-0で破って初制覇し、優勝賞金220万ポンド(約3億2400万円)を獲得した。4大大会で昨年の全仏オープン以来2つ目のタイトル。

 23歳のムグルサは通算1勝3敗の相手にフォアとバックの強打で押し切り、スペイン選手としては1994年大会のコンチタ・マルティネス以来の女王に輝いた。

 6度目の優勝を狙った37歳のV・ウィリアムズはミスが目立ち、1968年のオープン化以降で同種目の4大大会最年長制覇はならなかった。

 ◆ムグルサの話 非常に厳しい試合になると想像していた。私はビーナス・ウィリアムズのプレーを見て成長してきた。彼女とここでプレーできて、勝てるなんて信じられないこと。

 ◆ビーナスの話 ガルビネ(ムグルサ)が素晴らしいプレーを見せた。(自分も)美しい瞬間はあった。(2015年に決勝でムグルサを倒した)セリーナがやったことと同じようなことを目指してベストを尽くしたが、またの機会に頑張る。