卓球男子ダブルスは大島、森薗組が優勝した。

 世界選手権後は個々の実力を上げる期間と決めてダブルスの練習はほぼしなかったそうだが、大島は「それでも負けられない試合だった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 準決勝は福原愛(ANA)の夫で、開会式で聖火ランナーを務めた地元台湾の江宏傑のペアに大声援が送られる中、ミスが続いて2ゲームを先行された。それでも修正して盛り返し、決勝は森薗が得意のバックハンドレシーブで相手の意表を突いて快勝。シングルスもあった過密日程を乗り切り、森薗は「ハードだったが集中できた」と胸を張った。