タス通信は28日、フィギュアスケート女子で14年ソチ五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤ(19=ロシア)が現役を引退すると報じた。

 母親によると、リプニツカヤは今年4月、拒食症の治療を終えて欧州から帰国後、ロシア・スケート連盟幹部に引退の意向を伝えた。ロシア・スケート連盟のゴルシコフ会長は同日、まだ引退届は受け取っていないと述べた。ソチ五輪5位のリプニツカヤは高く上げた脚を体に密着させる「キャンドル・スピン」が代名詞で、日本でも人気を集めた。