フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズと向けた会見が8日、都内で行われた。第4戦NHK杯(11月10~12日、大阪市中央体育館)が左股関節疲労骨折からの復帰戦となる宮原知子(19=関大)は「初志貫徹。何があっても自分の目標を貫く」と復活への強い思いを語った。

 昨季はケガにより、2月の4大陸選手権、3月の世界選手権を欠場。1カ月間も氷上から離れリハビリをするなど苦しい時期を過ごしてきた。まだ「強い負荷をかけないようにしている」と、完全復活したわけではないが、練習の量も、質も徐々に上げている。「ここまで来られたという姿を見せられるよう頑張りたい」と話し、「とにかく思い切り、楽しんで滑りたい」と自分を奮い立たせた。