タッグ復活から3年目で最後の日本GPを迎えたマクラーレン・ホンダだったが、決勝はフェルナンド・アロンソが11位、ストフェル・バンドールンが14位と無得点に終わった。
9番グリッドのバンドールンは、スタート直後の2コーナーで接触し最後尾まで後退し入賞のチャンスを失った。
「僕らにとっては忘れてしまいたいようなレースになってしまった。スタート自体はまずまずで問題なかったんだけど、ターン2に飛び込んでいくところでみんながスペースを見付けてなんとかしようという状況になっていて、3台が横に並んで入っていくような状態だった。そこで僕はキミ(・ライコネン)にヒットされてしまったんだ。彼が意図的にやったとは思わないし、ただ良くないタイミングで良くない場所にいただけのことだと思う」
金曜夜にハイドロ系トラブルが見つかりパワーユニット交換を強いられ、グリッド降格ペナルティで最後尾スタートとなったアロンソは、それが響いて入賞圏まであと一歩届かなかった。
「昨日のパワーユニット交換をはじめとしてチーム全員の多大な努力を考えれば、僕らはポイントを獲るにふさわしいものだったと思う。だけど少し不運だった。最後に前のフェリペ(・マッサ)がすごくタイヤに苦しんでいたのに、VSC(バーチャルセーフティカー、事故処理のための低速走行)が入って彼に少し落ち着く時間が与えられてしまったんだ。最後は上位勢が追い付いてきたことで譲らなければならず、アタックのチャンスを失ってしまった」
ホンダの長谷川祐介F1総責任者は、ポイントが獲得できなかったことを悔しがった。
総合力が問われる鈴鹿では過去2年間とも厳しい戦いを強いられたが、今年はマシンパッケージとしては入賞する力があることを示した。しかしチームの総合力として入賞に手が届かなかった。
「レースペースも良かったですし、クルマの実力としてはポイントを獲る力はあったと思います。ウイリアムズよりも速かったしハースやルノーにも負けていなかった。しかしチーム力としてポイントを獲る力がなかった。我々は技術者なので、パフォーマンスがある程度のレベルに達していれば満足してしまいがちですし、(性能としては)及第点だとは思います。しかしレースは結果が全てです。本当は速かった、というのは言い訳にはなりませんから」
アロンソは次戦USGPに向けて日本GPでパワーユニット投入のペナルティを消化。チームとしては鈴鹿よりもオースティンの方がマシンに合っていると、さらなる好成績を期待している。
(米家蜂起通信員)


