国際柔道連盟(IJF)の山下泰裕理事(60)が15日、新ルールの修正案をIJFに提出していたことを明かした。

 ザグレブでのルール検証会議に出席するため羽田空港から出国。今年1月から世界選手権まで試行した新ルールについて「多少の修正はあると思う。我々もGS(延長戦)が長いので制限時間をかける修正案を出した」と話した。指導差だけで試合終了の場合、時間無制限で延長戦に入った。技で決着する試合が増えた一方、10分超の試合もありテレビ放送などで不都合が生じたという。同会議で20年東京五輪までのルールがまとまる見通し。