法大が残り53秒に逆転で1敗を守り、優勝争いに踏みとどまった。
第1QにFGで先制し、エースWR高津佐のパントリターンTDで10-0とリードした。その後はQB馬島がケガで途中退場が響いて追加点を奪えず。慶大に2FGを許して、第4QにはTDパスを許して10-13と逆転された。残り6分を切って、控えQB野辺が自らのランにパスでドライブ。最後も1ヤードTDランをねじ込み、辛くも17-13と逆転して4勝目を挙げた。
開始3プレー目に馬島が負傷して、代役野辺が2インターセプトを喫し、瀬戸際まで追い込まれた。安田監督は「緊急事態。追い込むような練習はしていないので、選手が乗り越えられるかだった。祈るしかなかった」とホッとした表情。試合は慶大のホームグラウンドで開催され、法大は武蔵小杉がホームとあって東横線ダービーとも言われた。「もっと楽に勝てると思ったのに。いい思いばかりさせない」と苦笑した。
優勝争いは4戦全勝の早大と日大が並走し、29日に両校が対戦する。法大はこの両校との直接対決を残している。「野辺が最後の最後に決めた。これからも彼がどこまで成長できるか」と期待する。野辺は「うまくやろうとしすぎた。最後は自分らしくと吹っ切れて走った。必死に覚悟を決めてやっていきたい」と、残る2戦への決意を口にした。



