フィギュアスケート男子の羽生結弦(22=ANA)が9日、まさかのアクシデントで右足首付近を負傷した。グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯を翌日に控えた公式練習で、習得したばかりの4回転ルッツで転倒し、痛めた。練習を途中で切り上げて直後の会見は欠席。今日10日のショートプログラム(SP)出場は不透明となった。けがの状態次第では、66年ぶりの五輪連覇を狙う平昌(ピョンチャン)に向けた調整プランの修正を余儀なくされる。
◆13年3月世界選手権 2月末の練習中に左膝の腱(けん)を負傷。14年ソチ五輪の出場枠が懸かる大会のため、痛み止めの薬を服用し、注射を打って出場。SP9位からフリー4位と追い上げ、日本の3枠確保に貢献した。帰国後の精密検査で「安静1カ月」と診断された。
◆14年10月GP中国杯 SP2位で迎えたフリー直前の6分間練習で、中国の閻涵(えんかん)と激突。頭部から流血した。約15分後に頭に包帯を巻いて演技を強行し、2位を守った。帰国後の精密検査では、頭部挫創、左太もも挫傷など計5カ所のケガで全治2~3週間と診断されたが、2週間後のNHK杯に出場。4位に入り、GPファイナルへ進み、優勝した。
◆16年3月世界選手権 左足甲に痛みを抱えて出場。左足で氷を突いて踏み切る4回転トーループは負担が大きいため、より負担のかからない4回転サルコーに変更するなどし、2位に入った。4月中旬には、「リスフラン関節靱帯(じんたい)損傷」のため全治約2カ月の安静、加療を要する見込みとの診断を発表した。


