ソフトボールの日本リーグ女子の表彰式が17日、大阪市内で開かれ、13勝0敗で1部の最高殊勲選手賞に選ばれた上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)は「こんなに結果が残せると思っていなかった。自分自身もびっくりしている」と喜んだ。

 35歳の右腕は「来シーズンに向けて頑張らなきゃな、という気持ちに変わっている」と話し、2020年の東京五輪に向け「ソフトボール界全体で盛り上げていかないといけない」と語った。

 上野と最多勝利投手賞を分け合った藤田倭(太陽誘電)は「昨年と同じ最多勝を取れて本当に光栄。自分自身のピッチングスタイルを広げながら、成長していけたらいい」と新球種にも取り組む考えを示した。