フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フランス杯(グルノーブル)で自己ベストの193・18点を記録し、6位となった女子の白岩優奈(15=関大KFSC)が19日、フリーから一夜明けて大会を振り返った。

 SP、フリーともに12月の全日本選手権へ手応えをつかんだが「(GP)2戦ともシニアのトップの選手と戦って、まず滑りが全然違う」と刺激を受けた様子だった。

 GPデビューとなった第4戦NHK杯では、2位に入ったカロリナ・コストナー(30=イタリア)の滑りに見入ったという。これまでジャンプに重点を置いて練習してきた白岩は「コストナーさんは私の倍、生きている」と経験で及ばないことを自覚した上で「スケーティングの方にも時間を使いたい。表現ももっと伸ばしていきたい」と意気込んだ。