フィギュアスケート女子で平昌冬季五輪の金メダル最有力候補、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が、右中足骨骨折でグランプリ(GP)ファイナル(12月7~9日・名古屋)を欠場する可能性が出てきた。21日、AP通信が伝えた。11日に優勝したNHK杯以降、右足にギプスをはめているという。

 メドベージェワは約2年間無敗で、ショートプログラム、フリー、合計得点の世界歴代最高得点を保持している。今季のGPシリーズで2連勝したが、NHK杯期間中は右足を引きずる様子も見られた。ロシア・フィギュアスケート連盟のウェブサイトに「回復のためにできることをすべてしている。医師が日本での試合出場を許さなかったとしたら、それは最悪のシナリオ」とコメントを寄せた。