平昌(ピョンチャン)冬季五輪カーリング男子代表のSC軽井沢クは22日、来年の日本選手権を五輪直前に開催し男女五輪代表を出場させない日本協会の方針について「日本選手権開催時期の諸問題に関して、変更できないことは理解した」との声明を発表した。6月に決まった方針に疑問を呈していたが、問題を収束させる意向を示した。

 優勝チームが世界選手権代表となる日本選手権は、五輪イヤーは3月開催が通例だった。しかし来年は1~2月開催とし、日本協会は五輪への準備を優先させるため代表チームに出場を見送らせることを決めた。

 日本選手権5連覇中のSC軽井沢クはこれに反発し、開催時期などに関する質問状を提出。やりとりした文書を公式サイトで公開した。日本協会は「(五輪への)準備を万全にしていただきたい」などと伝え、SC軽井沢クは「決定方法に違和感を覚える」などとしつつ、受け入れた。