新潟アルビレックスBBがクラブ初の3ケタ得点で大勝した。アウェーで西地区最下位の西宮ストークスを108-86で一蹴。連敗を2で止め、3位に浮上した。

 快勝の主役は、3点シュートのエース「ジョー」だった。シューティングガード(SG)城宝匡史(35)が先制点を皮切りに、第1クオーター(Q)だけで3点シュートを4回試みてすべて決めるなど、幸先よく15点のリードを奪った。

 第2Qに入ると、城宝の精度はさらに上がった。このQも3点シュート3本を成功させ、前半だけで1人で21点を荒稼ぎした。

 城宝は第3Qの8分過ぎに初めて失敗するまで、8連続で3点シュートを成功させた。記念すべき100点目も城宝の3点シュートから。新潟では移籍後最多となる30得点はすべて、3点シュートを沈めたもの。成功10本(試投12)は千葉の富樫勇樹(23、新発田市出身)が持つリーグ記録11本に迫るものだった。得点ランク1位を走るダバンテ・ガードナー(26)も31得点をマーク。チームも1試合の最多得点だったA東京戦(10月10日)の97点を大きく更新した。