全日本柔道連盟は18日、来年1~3月の欧州遠征メンバーを発表し、グランドスラム(GS)パリ大会(2月10、11日)には男子100キロ級世界王者のウルフ・アロン(東海大)や女子52キロ級の17歳、阿部詩(兵庫・夙川学院高)が選ばれた。

 リオデジャネイロ五輪を制した男子73キロ級、大野将平(旭化成)と同90キロ級のベイカー茉秋、同100キロ超級銀メダルの原沢久喜(ともに日本中央競馬会)はGSデュッセルドルフ大会(2月23~25日・ドイツ)に出場。右肩を痛めていたベイカーは五輪後初の国際大会となる。

 男子66キロ級世界王者の阿部一二三(日体大)はGSエカテリンブルク大会(3月17、18日・ロシア)に派遣される。