女子50メートルバタフライの池江璃花子は自身の短水路日本記録を0秒08塗り替えた。11月のワールドカップ(W杯)東京大会から1カ月余りでまた更新と進化を示し「泳ぎの調子や感覚が良く、ターンもうまくいった。本当にいいレースだったと思う」と納得顔。3位だった100メートル自由形も自己ベストを0秒01更新した。

 東京五輪の星は他競技の選手からも刺激をもらっているという。国立スポーツ科学センター(JISS)の風呂場で一緒になって以来、親交があるフィギュアスケート女子の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)は21日開幕の全日本選手権で平昌冬季五輪代表を狙う。「特別に思う五輪も出てみたら普通の試合。焦らずに頑張ってほしい」とエールを送った。