男女計4階級が行われ、男子73キロ級は2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(旭化成)が決勝でルスタム・オルジョイ(アゼルバイジャン)に一本勝ちし、リオ五輪後で初の優勝を果たした。

 大野は五輪後で初の海外での国際大会出場。1回戦から得意の大外刈りや内股を生かし、計6試合を勝ち抜いた。決勝はリオ五輪決勝の再戦で強さを見せつけた。

 女子は70キロ級で大野陽子(コマツ)が決勝でバルバラ・マティッチ(クロアチア)に寝技で一本勝ちして優勝した。新添左季(山梨学院大)は5位。63キロ級の津金恵(筑波大)は決勝でスロベニア選手に敗れ、準優勝だった。