リオデジャネイロ五輪(オリンピック)柔道女52キロ級銅メダルの中村美里(28=三井住友海上)がリオデジャネイロ五輪後初の試合に臨んだ。

 4回戦で西願寺里保(コマツ)に判定負けし、全日本女子選手権(4月22日、横浜文化体育館)の補欠決定戦の2回戦でも石塚やよい(国士舘大学)に背負い投げで敗れ、出場権を得ることはできなかった。

 52キロ級の中村が、体重無差別で争う今大会に出場した理由として「大きい人と戦いたいなと中学生のころから思っていて、皇后杯(全日本女子選手権)に出たかったので、この大会に挑戦した」と説明。「柔道は小さくても大きい人に勝てるところが面白さです」と笑みも浮かべた。

 リオ五輪後は休養期間とし、昨春から筑波大大学院に進学。女性アスリートに関する研究の傍ら、後輩選手の受けの練習相手などを務めていた。昨年の年末までは自分の練習やトレーニングなどをしていなかったものの「やっぱり皇后杯(全日本女子選手権)に出たいなと思った。締め切りぎりぎりの2月中旬まで悩んで出場を決めた」と明かす。自分から攻撃を仕掛ける感覚がまだ戻っていないと言い「意識を持って攻める練習をしておかないと感覚を忘れるんだなと実感した」と苦笑い。今後については「まだ何も決めていない。大会に出るかも、階級もまだわからない」と話した。