スピードスケート・ショートトラックの女子で平昌冬季五輪まで3大会連続で五輪に出場した伊藤亜由子(31)と、2014年ソチ五輪に出た男子の坂下里士(28)=ともにトヨタ自動車=が現役を引退することが11日、関係者の話で分かった。

 同日に終了したジャパントロフィー選手権(長野県)が最後の大会出場となった。

 伊藤はソチ五輪後に一度引退したが復帰し、16年の全日本選手権で総合優勝。昨季は世界選手権3000メートルリレーの3位に貢献した。坂下は短距離の500メートルを得意とし、09年のワールドカップ(W杯)で3位に入った。