自動車のスーパーGT第3戦は19日、三重県の鈴鹿サーキット(1周5・804キロ)で決勝が行われ、GT500クラスは予選でポールポジション(PP)を獲得した野尻智紀、伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が1時間46分39秒770で優勝し、ポールトゥウインを果たした。今季初優勝を挙げた野尻は「終盤には僕たちの方に分があった」とコメント。伊沢は「何とかトップでつなぐことができ、野尻選手が最後まで1位を死守して。本当にうれしいです」と喜んだ。

 GT300クラスも、予選トップの新田守男、中山雄一組(K-tunes RC F GT3)が1時間48分14秒458でポールトゥウインを達成した。新田は「優勝できてうれしいです」と話せば、中山も「クルマのパフォーマンスが素晴らしく、逆転することができました」と笑顔を見せた。