アメリカンフットボールの定期戦で日大選手の悪質タックルの被害を受けた関学大が26日、兵庫県西宮市内の関学大で会見した。悪質タックルを受けた関学大2年生QBの父親である奥野康俊氏(52)も出席。以下一問一答。

-日大の前監督、コーチの会見について

「あちらの2人の会見を聞いたときに体の震えが止まらなかった。憤りから不信感、今は悲しみに変わってきております」

-18日に宮川君が謝罪に来たときの印象は

「本当のことを語ってくれたのではないかなって思っている。お母さん泣いてはりました。うちの家内も目に涙を浮かべていて、本当に可哀想だとあの中で感じていました。録音するねって言ったときに『はい』と聞いて正直に話してくれると確信しました。聞いたときに『黙っておくから』と言いました。身の危険になるようなこともありましたと、ご家族がおっしゃっておりました。ただ、やった事実は消えないので、それとこれは別ですよと。握手のシーンまではありませんでしたが、最終的にはそういう状態に持っていくことが収束なのかなって思っています」

-宮川くんに掛けたい言葉があれば

「一緒に頑張りましょうねと」