日本ボクシング連盟の吉森副会長は8日、山根明会長の辞任表明や「日本ボクシングを再興する会」の指摘を受けて都内で記者会見した。同会長の会見から5時間半後に開かれたが、辞任の範囲が会長職、理事職、連盟の会員そのものを辞めたのかを把握していなかった。質問が繰り返されると「何言ってるんですか? しつこいですよ!」と逆ギレする一幕もあった。
前日7日に大阪市内で行われた臨時理事会は理事23人が出席し、2人が委任状を提出。山根会長に対し、辞任を求めた。その理由は「反社会勢力との交流が非常に大きかった。世間の批判を浴び、小中学校、高校の父兄、指導者に悪い影響を与えることを招いたのが一番」。また、今後役職を続けるならば20年東京オリンピックへの出場派遣が難しくなる可能性があると「散々言った」とも明かした。
理事30人のほぼ全員が辞任の意思を示していることを明らかにし、自らも辞任を検討しているとした。「よりクリーンで開かれた連盟にするために、一丸となって努めていきたい」と話した。山根会長の息子、昌守氏は7日に理事辞任届を提出したという。
理事の任期は来年3月末で同2月に改選がある。現在はJOCに要請された第三者委員会の人選を進めており、当面は森正耕太郎副会長が会長代行を務める。


