テニスの不正監視団体、TIUは8日、女子ダブルスで元世界ランキング1位の彭帥(中国)が昨年のウィンブルドン選手権で規律違反行為をしたため、6カ月の資格停止処分と1万ドル(約111万円)の罰金を科したと発表した。さらに違反がなければ資格停止3カ月と罰金5000ドルに軽減され、11月8日から大会に出場可能となる。

 彭帥は昨年のウィンブルドンの女子ダブルスでエントリー締め切り後、パートナーに金銭的な見返りを与えて棄権させ、他の選手とペアを組もうと試みた。パートナーが拒否したため、彭帥は同種目に出場しなかった。