競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が、新年初レースに臨んだ。13日、都内で三菱養和スプリントに出場。

100メートルバタフライを泳いで1分0秒41。練習の一環だったが「自分でもびっくりするぐらい遅かった。自己ベスト(56秒08)を考えれば、58秒ぐらいは出さないと」と話した。

昨年12月24日に米高地合宿から帰国。「体が重いのが抜けないままでした」。ただ三木コーチからは「落ち込むことない。メインの試合でもない」と声をかけられて「ここが底辺。ここから上がっていくだけ」。

近日中には2年連続となるオーストラリア合宿に出発する。大目標の世界選手権韓国大会(7月)に向けて、スタートや息継ぎの回数など細部の改善に着手している。次は2月のコナミオープンで100メートルバタフライと400メートル自由形に出場予定。「いい方向に持って行くのは自分次第だと思う」と口にしていた。