中地区首位の新潟アルビレックスBBが連勝を3に伸ばし、昨季の通算勝ち星に並ぶ今季28勝目を挙げた。東地区6位のレバンガ北海道に79-64で快勝した。

新潟が安定した試合運びを見せた。第1クオーター(Q)を20-20で終えると、第2Qから徐々に引き離す。右足首靱帯(じんたい)を負傷し、1月16日の三河戦以来7試合ぶりの出場になったSF上江田勇樹(31)の3点シュートを皮切りに、PG森井健太(23)、PFラモント・ハミルトン(34)らの得点で43-35と、前半で8点差をつけた。

後半はCダバンテ・ガードナー(27)のインサイドからの得点が効き始める。第3Qに9点差に広げると、第4Qは地元北海道出身のPG柏木真介(37)が要所で3点シュートを決めた。点を取られても取り返す流れで、最終的に15点差をつけた。特別指定選手の十日町市出身、PF高橋浩平(22=青学大4年)が第4Q、残り26秒から出場。Bリーグデビューを果たした。

中地区首位を堅持する新潟はあす10日、4連勝とチームのシーズン最多勝利数になる29勝目をかけて北海道との2戦目に臨む。