B1新潟アルビレックスBBは9日間のオフが明けた20日、第25節名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦(3月2、3日・アオーレ長岡)に向けた練習を中之島体育館で行った。19日に入団が発表されたPFアマンゼ・エゲケゼ(23)が、この日から練習に合流。現在中地区首位でチャンピオンシップ(CS)進出、中地区優勝を狙うチームの起爆剤になることを誓った。

エゲケゼは練習合流初日にしっかりとアピールした。シュート練習ではスピードに乗って切れ込み、レイアップ。リング下でも素早い身のこなしで守備役を務めた庄司和広監督(44)のブロックをかわす。

昨年11月まで在籍した横浜ビー・コルセアーズで3試合、その後、2月13日まで所属した琉球ゴールデンキングスでは2試合と合計5試合新潟と対戦している。「素晴らしいチームだと思っていた。特に試合終盤の粘りがすごい」。そのチームへ移籍。CS進出、そして中地区優勝を狙う上での重要なカードとして期待されてのもの。

リーグ規約で1試合でベンチ登録できる外国人選手は2人まで。現状はCダバンテ・ガードナー(27)、PFラモント・ハミルトン(34)に次ぐ”第3の外国人”。「そこは十分に理解している」と言葉に力を込めた。

◆アマンゼ・エゲケゼ 1995年12月3日生まれ、米国出身。ベルモント大を卒業後、昨年7月に横浜に入団。横浜では15試合に出場。1月に琉球に移籍し4試合出場。ポジションはPF。203センチ、100キロ。背番号8。