バレーボール男子日本代表の始動会見が10日、東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。

東京五輪プレ・イヤーのシーズンを前に日本協会の嶋岡健治会長(70)は冒頭、「今季の重要性は選手も分かっているはず。覚悟を持って戦ってほしい」と険しい表情でゲキを飛ばした。

これを受けた就任3年目の中垣内祐一監督(51)は「チームは間違いなくレベルアップしている。攻撃の起点になるクイック、パイプ(速いバックアタック)とサーブを継続して強化していく」とし、チームのスローガンとして昨年までの「ノー・リミット」に「レディー・トゥー・ライズ(東京へ向けて覚醒)」をつけ加えたことを明かした。エースとして期待される石川祐希(23=シエナ)は「個人の力をプレー面、精神面で発揮して、世界と戦えるチームにする」と力強く語った。

世界ランク11位の日本は今月末から16カ国の総当たりで争われるネーションズリーグで約1カ月にわたって世界各地を転戦。9月のアジア選手権(イラン)を経て、10月には“五輪前哨戦”のワールドカップ(W杯)が国内で開催される。昨年9月の世界選手権(イタリア・ブルガリア共催)では1次リーグ敗退に終わったが、中垣内監督はW杯の目標を「最低でもベスト8以上」と明言した。

男子日本代表登録メンバーは以下の通り。

<セッター>深津旭弘(31=JT)深津英臣(28=パナソニック)藤井直伸(27=東レ)関田誠大(25=堺)

<アウトサイドヒッター>福沢達哉(32=パナソニック)栗山雅史(30=サントリー)浅野博亮(28=ジェイテクト)柳田将洋(26=ルビン)高野直哉(26=堺)久原翼(24=パナソニック)石川祐希(23=シエナ)樋口裕希(23=堺)都築仁(20=中大)

<オポジット>清水邦広(32=パナソニック)大竹壱青(23=パナソニック)西田有志(19=ジェイテクト)

<ミドルブロッカー>李博(28=東レ)出来田敬(27=堺)山内晶大(25=パナソニック)高橋健太郎(24=東レ)小野寺大志(23=JT)

<リベロ>古賀太一郎(29=豊田合成/ザビエルチェ)井手智(27=東レ)山本智大(24=堺)