自民党の国会議員でつくるホッケー議連が24日、発足した。日本ホッケー協会の会長を務め、同議連の発起人の1人に名を連ねる中曽根弘文参議院議員らが、衆院第2議員会館で会見を行った。

自身も慶応高-慶大とホッケー部に所属した中曽根氏は、前日23日に広島で行われた女子8カ国国際大会を視察するなど、精力的に競技の普及振興に尽力している。会見では「こうしてホッケーを応援する議連が出来たことは大変喜ばしいことであります。いよいよ来年は東京オリンピックの年になりまして、さくらジャパン、男子のサムライジャパンもメダルを目指して一生懸命やっているところです」と笑顔で話した。

議連の活動として、議員それぞれの地元でのホッケーの底辺拡大に努める意向。中曽根氏は「やると楽しいスポーツなんです。見て楽しい、プレーして楽しい。ジュニアの育成に力を入れて、やろうということ。キッズホッケーって、あちこちでやっていますから」と、五輪の後もにらんだ普及が必要と強調した。

〈役員=敬称略〉二階俊博を最高顧問に、顧問は中曽根弘文、逢沢一郎、石破茂、橋本聖子、遠藤利明、梶山弘志。会長は小野寺五典、会長代理は佐藤正久、幹事長に坂本哲志、幹事長代理は山田俊男、稲田朋美。幹事は御法川信英、武藤容治、上野通子、大野泰正、堀井巌。事務局長はうえの賢一郎、事務局長は宮川典子、こりや隆史。