トルコ戦で八村は208センチのNBA選手イルヤソバ(バックス)を中心に、日本で受けたことがないような激しいマークで動きを止められ、壁ができて中に入れなかった。

ディフェンスでも相手に体をぶつけられた後にボールを回されて体力を奪われた。前半だけで1試合分の当たりを受け、後半足が動かなくなって突き放された。次戦も同じスタイルのチェコ。八村はまた1対1でマークされるため、外からのシュートも大事だし、相手のディフェンスを崩す動きも必要。周りの選手ももっと動き、八村をお膳立てしなければいけないだろう。

世界のバスケット界は以前のように大型選手がゴール下で待っていてシュートを決める時代ではない。外からでも打てる選手が増えてきた。逆にそうでないと通用しないということ。米国-チェコもそうだが、2メートル以上の選手が遠くからでも次々と3点シュートを決めていた。八村もそもそもはアウトサイドの適応能力があることで評価を上げた。ミドルにこだわらず外からどんどん打ってもらいたい。(NBAコメンテーター)