競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)の妻で元飛び込み選手の優佳さん(24)が14日、都内でイベントに参加した。「味の素」のサポートを受けて、アスリートに適した食事を作る優佳さんは「主人は太りやすい体質なので、脂質を抑えたメニューを考えています。規則正しく、バランスがとれた食事を作るようにしています」と話した。

イベントは同社が提案するアスリートのための食事を、スポーツに励む子どもを持つ家庭に学んでもらう「勝ち飯教室」。優佳さんは「最初は大皿で食事を出していたが、小皿にした。本人が食べている量もわかるし、私も、何を残しているかで苦手なものもわかるので」と説明。「2人とも食に対して意識するようになった」と口にした。

優佳さんは「アスリートは体が資本。どんな練習も100%で臨めるように、食べることは本当に大事だと感じています」。瀬戸は今夏の世界選手権で200メートルと400メートルの個人メドレーに金メダルを獲得。五輪代表に内定した。勝負の来年に向けて、優佳さんは「私は主人の笑顔が見たいので、本人が目指している金メダルをとってほしいなと思う。精神的なサポートも大事だと思っています」と話した。