9月のオータム・クラシックでの今季初戦で優勝した紀平梨花(17=関大KFSC)は、SP81・35点で首位発進となった。

16年世界ジュニア女王の本田真凜(18=JAL)は、同59・20点で10位だった。

同78・22点のユ・ヨン(15=韓国)が2位発進。3位に同74・40点で15歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がつけた。

紀平は冒頭のトリプルアクセルを着氷。3回転の連続ジャンプも着氷。3回転ループも着氷したコンビネーションスピンやステップシーケンス、レイバックスピンもレベル4を獲得した。演技後は右手でガッツポーズを見せた。

本田は冒頭の3回転ループ-3回転トーループを着氷。しかし予定していた3回転フリップは2回転になった。現地で22日に交通事故に見舞われ、打撲を負い右すねにテーピングを施して挑んだ本田だったが、演技中は絶えず笑顔を見せ演技した。演技後は両手を胸の前で合わせ、感謝するように軽くお辞儀した。