競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が18日、今年最後の大会出場のために米ラスベガスに向けて出発した。

「集中してパフォーマンスを出してきたい」と話した。

前日17日には白血病闘病中の池江璃花子(19)が公式HPで退院を発表。瀬戸は「僕らには想像もできないつらい闘病生活だったと思う。1度、リラックスしてもらいたいし、体調にも気をつけてほしい。また一緒に代表として戦えたらめちゃくちゃ幸せ。自分ができることは全力で泳ぐこと。友達や仲間というのは、お互いが頑張ることで勇気がもらえるんだと思う。璃花子ちゃんもそうだし、日本の皆さんに『東京五輪、楽しみだな』と思ってもらえるような結果を出したい」と話した。

この日は大みそかの紅白歌合戦の特別審査員に選ばれたことも発表された。瀬戸は「いつも年末は海外合宿が多くて、日本にいることが少なかった。紅白は海外でも見られるので、みていました。めちゃくちゃ楽しみです」と笑顔。楽しみにしている歌手を聞かれて「郷ひろみさんです」と即答。「子どものころに『ゴールドフィンガー'99』をめっちゃ歌って踊ってました」。アチチ、アチとばかりに燃えるように目を輝かせて、米国に旅立った。