トランポリンで東京五輪代表に内定している森ひかる(20=金沢学院大ク)が新成人として、メダル獲得を改めて誓った。13日に東京都足立区で行われた成人式に、白地に花柄の振り袖姿で出席。式典の途中に会場でインタビューを受け、「オリンピックまであと7カ月。最高の舞台で最高の演技をして、日本人初のメダルを獲得できるように頑張る」と同級生たちの前で宣言した。

現在は石川県で練習に励んでいるが、高校の途中までを足立区で過ごした。「小、中、高校で出会った友達が大好き」と地元の仲間たちに感謝。「食べ残しゼロ」を目指しておいしい給食づくりに取り組んできた同区の思い出について、「給食が本当においしくて最高」と笑顔で振り返った。

成人式を終えた後には、「人として立派になりたい。応援したいと思われる人を目指す」。大人のアスリートとしての自覚をのぞかせた。