スケートボード界の絶対王者ナイジャ・ヒューストン（25＝米国）が、東京オリンピック（五輪）の「前哨戦」を制した。

ヒューストンはランで90点の高得点をマークし、予選1位の堀米雄斗（21）をリード。ベストトリックでも97点を出して187点で優勝を果たした。堀米は180点で2位だった。BMXフリースタイル・パークは予選1位の中村輪夢（17）がランで2本とも転倒し、6位に終わった。

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惜しくも2位に終わったスケートボードの堀米は「自分のいい滑りはできたけれど、もう少し新しいトリックができれば」と振り返った。中央のセクションの大きさに対応できず、トリックも限られたことで得点は伸びず。「メインで対応できれば、優勝できた」と淡々と話した。五輪イヤー初戦ではヒューストンに敗れたが「そんなに差はない」。金メダル獲得を目指す東京五輪まで半年。「まずはいい滑りで（五輪ポイントを稼ぎ）出場を狙いたい」と話していた。