南半球最高峰スーパーラグビーのサンウルブズが30日、20年シーズン開幕レベルズ戦(2月1日、レベスタ)に臨む試合登録メンバー23人を発表した。

共同主将に就任したCTB森谷圭介(25=パナソニック)やフランカー布巻峻介(27=パナソニック)に加え、トンガ出身のWTBシオサイア・フィフィタ(21=天理大3年)が唯一の大学生として先発フィフティーンに名を連ねた。

リザーブには、11季ぶりに全日本大学選手権を制した早大4年のSH斎藤直人(22)とCTB中野将伍(22)が入った。

大久保直弥ヘッドコーチ(44)は「チームが始動して4週間が経ちますが、日々選手が昨日の失敗から学んで、今日のハードワークを積み重ねてきたことが素晴らしかったと思います。皆が真剣に取り組んで、このチームのために体を張るというマインドが作られてきました。開幕戦は、お互いにまだ相手チームのことがよく分かない状態で、難しいゲームにはなりますが、レベルズを迎え撃つ準備はしっかりできています。今週、リザーブメンバーも含めて7人の選手がスーパーラグビーデビューを果たします。また、その中の3名は大学生選手です。若い選手ではありますが、彼らはチームの戦力です。スーパーラグビーという高いレベルの舞台でも、積極性を忘れず、ひるむ事のないプレーを期待しています。今季初めての公式戦となりますが、KEEPHUNTINGのスローガンどおり、貪欲にトライをとりに行く姿勢、タックルを受けてもすぐに起き上がってボールを取り返しにいく姿勢、皆が仕事を探し続けるチームの姿勢、そして勝負に勝つ事。それらをファンの皆さんの前で披露できることを楽しみにしています」(原文まま)とコメントした。