20年東京五輪スポーツクライミング女子代表の野口啓代(30=TEAM au)が、五輪イヤー初戦を「自然体」で臨む。7日、ボルダリング・ジャパンカップ(8日開幕、東京・駒沢屋内球技場)の前日会見に出席し、決意を語った。
東京五輪で現役引退を表明している野口は、今大会が15度目の出場となる。12度目の制覇へ期待が懸かる中、静かに闘志を燃やした。「(出場選手の中で)唯一の皆勤賞だと思う。いろいろな思い出が詰まった大会だし、しっかり内容にもこだわって、最後は優勝して終わりたい」。
19年世界選手権複合で銀メダルを獲得して五輪代表に決まった。同10月のW杯以来、約3カ月ぶりの実戦となるが、照準はあくまでも五輪だ。半年後の大舞台を見据え、最終調整方法を模索する。試合が近づくにつれて練習量を減らす従来とは異なり、今大会は練習量を落とさずに臨む。テーマは「楽しむ」で、「(大会が)久々なのでワクワクしている。プレッシャーを感じずに楽しく登りたい」と自然体で挑むことを宣言した。実戦での感触を大切に、細部まで試行錯誤を続けて「完成系」を追求する。日本女子第一人者が集大成と位置づける20年の戦いが始まる。


