男子テニスの国別対抗戦デビス杯予選、日本-エクアドルの出場選手組み合わせ抽選式が5日、神戸市内で行われ、16年以来の代表復帰を果たした世界31位の錦織圭(30=日清食品)は、出場選手にエントリーされなかった。

錦織は昨年9月の全米を最後に、右肘のケガで戦線離脱。今は、肘のリハビリに加え、サーブを大改造中だ。「肘もだいぶ戻っている。ただ、(復帰の)めどは立っていない。鍛えて自信をつけてのぞみたい」。サーブが、どこまで身につくか。それが復帰の鍵を握る。

この日は、ストロークとネットプレーの練習を10分ほど。7割程度の力で打っている感じだ。その後、45分ほど、入念にサーブの練習に時間を費やした。グリップの握り、テークバック、打点などを替え、完全に新しいサーブに生まれ変わる予定だ。