木下グループ(本社東京・新宿区)は13日までに、国際大会で活躍できるフィギュアスケーター育成プロジェクト「木下アカデミー」(4月1日発足)を発表した。このたび、ホームページで概要が明かされた。

ゼネラルマネジャー(GM)には紀平梨花(関大KFSC)らを指導する浜田美栄氏が就任。コンビを組んで指導してきた田村岳斗氏がヘッドコーチとなり、村元小月、佐藤洸彬両コーチが支える。さらにはゲストコーチとして、スイスを拠点に宇野昌磨(トヨタ自動車)らを教えるステファン・ランビエル氏、羽生結弦(ANA)のジャンプ担当として知られるジスラン・ブリアン氏が名を連ねた。

今季中にオープンした木下アカデミー京都アイスアリーナ(京都・宇治市)と木下グループアイスアリーナ(関空アイスアリーナ、大阪・泉佐野市)を拠点に、年間を通じて練習できる環境を用意。国内外のトップ選手が集うだけでなく、ノービス(ジュニアの下のカテゴリー)からの育成にも力を入れていく。