バスケットボールBリーグ、レバンガ北海道のファイ・パプ月瑠(32)が22日、オンラインでの契約更改会見に臨んだ。在籍2年目となる来季に向けて「元気よく最初から走って最後までチームを乗せられるようなプレーがしたい」と力を込めた。

大阪から移籍した今季は外国籍選手2人と同時にコートに立てる貴重な日本国籍取得選手として36試合(先発12)に出場。1試合平均5得点、同4・1リバウンドの数字以上に泥くさい献身的なプレーでチームを支えた。3季連続東地区最下位からの脱出には「1人1人がディフェンスをしっかりやっていくこと」。宮永雄太監督(37)が率いる新体制にも「教えてもらったことをしっかりとコートで出せるようにしたい」と柔軟に対応していく。

来季の外国籍選手の陣容は未定。キャリア10年目を迎えるベテランは「自分が求められる仕事はインサイド。どの外国人が来ても負けずにコートに立ちたい」。背番号が愛着のある10に変わっても、貪欲なプレースタイルのまま勝利に貢献する。【浅水友輝】