今季限りでスーパーラグビー(SR)から除外となった日本チームのサンウルブズが8日、東京・秩父宮ラグビー場でファン感謝イベントを開催した。

昨年のワールドカップ(W杯)日本大会代表のリーチ・マイケル主将(東芝)や田中史朗(キヤノン)稲垣啓太(パナソニック)ら18選手が参加。ステークホルダーやファウンダーズクラブ会員を観客席に招き、イベントの最後にチーム表彰が行われた。以下、受賞選手。

▼サンウルブズ・モスト・キャプド・プレーヤー(最多出場選手)

浅原拓真(日野)

「(最多43試合出場に)うれしいです。こんなに長くツアーできたのは皆さんのおかげ。2017年に地球2周したらしいですが、最後はどうだったんでしょうか。大変だったことは、オーストラリアでホテルのご飯がおいしくなかったことくらい。あとは楽しかったです。南アフリカのステーキとかおいしかった」

そうコメントすると、稲垣啓太(パナソニック)から「ご飯がおいしくなかったとか…小っちゃい話はやめてもらっていいですか」と突っ込まれたが、構わず陽気に「アオーン!」。オオカミの遠吠えとウルフポーズで締めくくった。

▼2020ルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)

シオサイア・フィフィタ(天理大)

「このチームでプレーできて幸せでしたし、この経験を生かして次の目標を達成できるように頑張りたい」

▼2020チーム・マン・オブ・ザ・イヤー(チームカルチャーを向上させるために努力した選手、誰よりも努力した選手)

木村貴大

「最終シーズンに大変光栄に思います。私の人生は挑戦の連続です。サンウルブズの挑戦し続ける精神を持って、これからも勇気を与えられるように頑張ります。サンウルブズのファンは世界一です。サンウルブズは永久不滅です」

▼2020ミニ・チーム・オブ・ザ・イヤー(サンウルブズ内のミニチーム賞)

チームユーラシア

▼2020スタッフ・オブ・ザ・イヤー(最優秀スタッフ賞)

宮崎吉朗さん(トレーナー)

「2シーズン目から携わらせていただきました。大変な環境でしたが、チーム全員が全力で準備してきた中でサポートできて幸せでした」

▼2020サンウルブズ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(MVP)

マイケル・ストーバーク

「ともにコロナに打ちかちましょう」

【木下淳】