日本のエースで、世界35位の錦織圭(30=日清食品)が、いきなりの5セット試合の激闘を切り抜けた。昨年8月の全米以来の4大大会出場で、同34位、第32シードのダニエル・エバンズ(英国)を1-6、6-1、7-6、1-6、6-4で下し、6年連続10回目の初戦突破につなげた。錦織は4大大会の5セット試合は9連勝となった。2回戦では同73位のステファノ・トラバグリア(イタリア)と対戦する。主な一問一答は次の通り。

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-試合を振り返って

錦織 まず出だしがかなり悪かった。アップ、ダウンがある試合で、結構大変だった。最後は1番、集中できた。終わり方だけは良かった。

-雨が降っていたが

錦織 雨も寒いコンディションもやりにくかった。体が動かないし、大変だった。

-観客があまりいなかったが

錦織 それはあまり気にならなかった。チームもコーチも、日本選手もいて、力になった。

-いきなりの5セット試合だった

錦織 きついことはきつかった。ただ、そんなに自分に期待していなかったし、今できるすべてを出そうと思っていただけ。

-次戦の相手は

錦織 正直、そこまで知らない。ちゃんと見てみないと分からないかなと。

-例年、パリで髪を切っているが

錦織 ついに髪を切れるかと、それが1番の楽しみだったけど、だめでした。

◆全仏オープンテニスは、9月27日から、WOWOWで連日生中継。また、WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信予定。